社会人から看護師を目指す方の中には大学や短大などを卒業されている方もいらっしゃると思います。その方たちは看護学校での授業数を減らすことができるかもしれません!
今回はそんな方たちのために役立つ情報をお届けします!
☆大学卒業者におススメする単位認定!履修免除!
もくじ
- そもそも授業数を減らせるの?
- 知らなきゃ損!単位認定制度!
- 単位認定するメリット!
☆大学卒業者におススメする単位認定!履修免除!
・そもそも授業数を減らせるの?

結論から言いますと、授業数は減らせます!
高校卒業後の方では無理ですが、大学や短大を卒業されている方であれば、授業を減らすことができる可能性はあります。
私は福祉系の大学を卒業しています。そのため、大学時代に履修した科目や類似していそうな科目については単位申請を行い、履修免除となりました。
看護学校によって違いがありますが、この履修免除は特に基礎分野の科目が中心となります。基礎分野には心理学や教育学、体育などがあります。
ちなみに、専門分野には成人看護学や老年看護学、小児看護学など看護師として必要なより専門的な分野の授業があります。
私の卒業した看護学校は専門分野の単位申請も可能でしたが、専門分野になってくると本格的な看護師としての授業となりますので授業を受けておくべきだと思い単位申請は行いませんでした。

看護学校へ合格し、単位認定により履修免除ができることを知り、正直単位申請をするかどうか迷いました。どうせ学校に通うのであれば、しっかりと勉強し直したいとも思いましたしね。
迷った挙句、私は単位申請を行い、1年次に合計9科目ほど履修免除となりました。
そして、結果的に学生生活を送る中で単位申請をしといて良かったなと思いました。
ですので、社会人から看護師を目指す方、看護学校へ入学が決まった方などは単位申請を行うことをオススメします!
・知らなきゃ損!単位認定制度!
ほとんどの看護学校には大学や短大、その他看護学校が認める養成所を卒業されている方々を対象とした単位認定制度が設けられています。

そもそも単位申請?履修免除ってなに?と思われる方もいらっしゃると思います。
簡単に説明すると、「大学などで履修した科目については授業、テストなどを受けなくても看護学校でも履修したものとみなしますよ」というものです。
しかし、あくまで学校側の判断になります。単位申請をしたからといってその科目が必ず履修免除になるとは限りません。

履修免除とするためには単位申請をしなければなりません。単位申請の方法は学校によって多少の違いがあるかと思いますが、必要書類はほとんど同じだと思いますので列挙しておきます!
①「学校ごとの単位認定・履修免除に係る申請書」
②「単位修得証明書」または「成績証明書(単位修得を確認できるもの)」
③卒業した学校・学科のシラバス
これらのものが申請時に必要となりますので準備しておく必要があります。
私は単位申請を行い、履修免除となりましたが、同級生の中にはその制度について知らない方々もいらっしゃいましたし、知っていても単位申請をしなかった方もいました。
そのうちのどなたに聞いても”単位申請しておけば良かった”と言っていましたよ。
意外に知らない方もいるので、ここで知った皆さんはぜひ単位申請してくださいね!詳細はそれぞれの看護学校に確認すれば教えてくれますよ!
・単位申請するメリット!
最後に単位申請をするメリットをお伝えします!

まずは、時間的な余裕が生まれます!その授業時間は空き時間になるため別の科目の課題をやったり、テスト勉強をしたりと時間を有効活用できます!
授業数が1つ減るだけでだいぶ負担は変わりますよ!
授業数が減ると同時にテストの数も減ります。テスト勉強をわざわざする必要がないのです!これもかなり楽ですよね!同級生たちからはいつも羨ましがられていました(笑)
空いた時間を利用してアルバイトをするのもアリです!2、3年次になると人によっては学校とアルバイトを両立することが困難になります。
そのため、比較的余裕のある1年次にアルバイトをしておくこともおススメします!
履修免除になることでのデメリットは私の経験上ありません。デメリットではないのですが、あえて言うのであれば履修免除になったからと言って授業料や学費が安くなることはないです。
”同じ授業料を払うのであれば全部授業を受けたい”という方であれば無理にはおススメしませんよ(笑)
単位認定、履修免除はメリットしかないと言えますので皆さんも検討してみてください!
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。せっかく大学などで学んだのですから、それは有効に使うべきです!社会人から看護師になることはメリットも多くあります。
単位申請を行い、学生生活の負担を少しでも軽くしてくださいね!それではこの辺で失礼します。
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